2013年5月20日月曜日

8、失敗する禁煙は「ニコチン依存症」


周りにタバコを辞めたくてもやめられない人がいませんか?

または、家族や恋人にタバコをやめてもらおうと思っても注意してもなかなかやめられない人もいると思います。

タバコをなかなかやめられないという人は「ニコチン依存症」という病気です。タバコの煙に含まれるニコチンが、麻薬にも劣らない強い依存性をもっているため、なかなかやめられないのです。

タバコを吸うと、


「喫煙をする」
  ↓
「ニコチンを摂取」
  ↓
「快楽を産む物質(ドーパミン)が脳内で放出される」
  ↓
「快感を感じる」
  ↓
「また吸いたい欲求になる」


と、いうサイクルになりニコチンの強い依存性により喫煙をやめられなくなります。さらに、ニコチンを体に取り入れるために、一酸化炭素やタールなど、さらに多くの有害物質を一緒に取り込んでいるのです。

そんな、ニコチンは強い依存性から「ニコチン依存症」は最近では治療が必要な病気であるとされてきました。

感染症を自分で治せないのと同じようにニコチン依存症は自分の意志だけで治すのは難しいです。禁煙に失敗する人が多いのもその所為です。

しかし、最近は禁煙治療が健康保険等で受けられるようになったので、ニコチン依存症を医師と一緒に治療することが出来るようになりました。

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