禁煙のために医師の診察を受けることが出来るようになりましたが、現在では禁煙のための薬も発売されています。
現在売られている禁煙のための薬は3タイプあって「飲む」「貼る」「かむ」とあります。それぞれの特徴としては下記の通りです。
「飲む」タイプの禁煙薬
ニコチンを含まない飲み薬です。1日2回、食後に飲みます。飲み始めてから8日目に禁煙を開始します。通常、12週間、服薬を継続します。医師の処方が必要です。
長所としては
・一定の要件を満たすと、健康保険等が適用される。
・飲むだけなので簡単で便利
・ニコチンを含まない
・肌の弱い人でも使用できる
・接客などの業種や歯、顎の問題などでガムを噛めない人でも使用できる。
「貼る」タイプの禁煙薬
ニコチンパッチは、ニコチンを含んだパッチを皮膚に貼って使用する薬です。1日1回、上腕やお腹、背中などにはります。
標準的な使用期間は8週間です。皮膚のかぶれを防ぐため、毎日貼る場所を変えると良いでしょう。薬局、薬店で購入するタイプと医師に処方してもらうタイプがあります。
長所としては、
・接客などの職種や歯、顎の問題でガムをかめない人でも使用できる。
・医師に処方してもらうタイプは行っての要件を満たすと、健康保険等が適用される。
「かむ」タイプの禁煙薬
ニコチンガムは、ニコチンを含んだガムで、口の内側の粘膜からニコチンが吸収されます。1回の使用量は必ず1個とし、禁煙し始めは吸いたくなった時にがまんせずに噛み、次第に減らしていきます。
ゆっくり噛むことを心がけてください。早く噛んでしまうと唾液が多く出て、唾液と一緒にニコチンが飲み込まれてしまいます。
長所としては、
・タバコが吸いたくなった時に使用できる
・口寂しさが紛らわせられる
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